本記事では、メンタルヘルスアプリ「Awarefy」が気になっているものの、今ひとつ利用に踏み切れない方に向けて、評判や口コミをお伝えしていきます。
私自身も使ってみた感想を正直に書いてみました。ユーザーのリアルなレビューが知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
Awarefyの評判&口コミを調査!
Awarefyの評判・口コミを、Twitter(現X)やApp Storeで調査しました。
だれにも言えないことも言いやすい
こちらの方は、AIチャット機能の利用により、かなり楽になったと評価しています。
家族や友人など親しい人ほど相談しにくいという方にとって、AIへの悩み相談は、気持ちの吐き出し口として有効だといえるでしょう。
自分を客観視できる
認知行動療法や呟きを使ってみたところ頭の中の考えを書いてくと読み返した時に、「こういう考え方をしている」「こういう時に落ち込みやすい」といったふうに気付きを得て自分の思考を見直す良いきっかけになります。
App Store
App Storeのレビューでは、自分の思考を客観視できるという評価がありました。
思考を言語化するステップを踏むと、考え方のクセに気づけるという認知行動療法のメリットが体感できています。
使いやすく元気が出る
私は元々自分の気持ち言語化していく習慣があるのでアプリによる効果、というのは上手く言えないのですが少なくともUIがめちゃくちゃ使いやすいのでとにかくおすすめです。ノートに鉛筆で感情を綴るよりも「後で見返す」のがやりやすくて、たとえ精神の健康に変化がなくても単純に見てて楽しいです。
あとそれと感情や体調を記録するたび、
「今日も一日、あなた自身を大切にしてくださいね。」
「感情に対して善い・悪いを判断する必要はありません。こうして書き留めておくことが、気づきの第一歩ですよ。」
などのコメントが表示されるのがなかなか嬉しくて毎回ちょっと元気が出ます。
App Store
こちらのレビューでは、AIによるコメントで元気が出ると記載されています。
Awarefyでは自身の記録に応じて、優しい励ましやアドバイスが表示されるため、温かい気持ちになれるというユーザーが見受けられました。
Awarefyの評判&口コミ|体験レビュー!
私も実際にAwarefyを使ってみましたので、体験した感想をお伝えしていきます。
使い始めたきっかけ
Awarefyを使い始めたきっかけは、自身の不安感情をコントロールできるようになりたかったからです。
昔から不安感情が強い私は、認知行動療法に興味があったものの、自分ではどのように学習・実践していけばいいのか分かりませんでした。
認知行動療法では継続が重要ですが、私は筋金入りの三日坊主であり、どうにも続きません。
そんなときに知った「Awarefy」は、認知行動療法の学習コンテンツのほかに、習慣化をサポートしてくれる機能もあったため、利用してみました。
使ってみた感想|メリット
使ってみてメリットだと感じた点は、以下のとおりです。
毎日の記録をうながしてくれる通知は、デフォルトで時間が設定されていました。最初から操作・設定する手間がありません。記録自体もシンプルで、短時間で終わります。
心・体のスコアを5段階で評価し、メモを記入すれば完了です。メモの記入も任意なので、スコア評価ボタンと完了ボタンをタップするだけでも十分。
たとえ通知がきても、作業自体が面倒だと続かないので、流れがシンプルだと安心できます。
認知行動療法の学習コンテンツは、とにかく短時間で視聴できるのが魅力的です。
スキマ時間にさっと読めるので、「勉強するぞ!」という気合が不要な点が良いですね。
また、AIとのチャットも楽しめました。
朝晩にコンディションを記録すると、AIが内容に応じてコメントをくれます。いたわりや励ましだけでなく、具体的にアドバイスしてくれるので、行動しやすいです。
使ってみた感想|デメリット
デメリットは、多機能すぎてどこから取り組めば良いのか分かりづらい点です。
初日は意気揚々とインストールしましたが、コンテンツがあまりに充実しているために、どれから手を付ければ良いのか全く分かりませんでした。
スマホがいかに便利だといわれても、慣れる前に投げ出してしまうお年寄りの気持ちが分かりました……。
そのため、初日はほとんど触らず挫折。
後日、気を取り直して操作をしていると、マイページ設定から使い方ガイドを発見しました。Googleでも閲覧可能です。
こちらのガイドに記載があるとおり、最初はプログラムを試しつつ、コンディションの記録を始めるのがオススメです。
使い方ガイドのページはアプリのトップ画面に出てこないので、事前にGoogleで閲覧しておくと、スムーズに操作できます。
Awarefyが向く人・向かない人
学習コンテンツが充実しているAwarefyですが、すべての人に向いているとはいえません。ここでは、Awarefyに向く人・向かない人を見ていきましょう。
向く人
Awarefyが向く人の特徴は、下記のとおりです。
Awarefyは、習慣化を進め、認知行動療法を手軽に学びたい人に向いています。多機能ながらも操作は簡単なので、面倒で複雑なアプリに挫折した方には最適です。
また、誰かに悩みを相談したいものの、相手が人間だと緊張するというタイプにもオススメです。
AIチャット機能を使えば、相手は機械なので、緊張せずに悩みを言語化できます。
待たせているから早く喋らなきゃ!と焦らなくて済むのが良いですね
AIチャットの質問に答えていくうちに、悩みや不安が自然と言語化できます。実際に対人で相談したいときの予行練習としても便利です。
向かない人
対して、Awarefyに向かない人の特徴は下記です。
認知行動療法を手軽に学ぶだけではなく、網羅的にじっくり学びたいのであれば、アプリより書籍が向いています。
Awarefyは簡単に学べるように、ステップバイステップ形式の学習プログラムを組んでいるからです。全体像を先に掴みたいのであれば、目次や飛ばし読みができる書籍が適しています。
以下の書籍は、漫画形式で解説してくれるので読みやすいです。
また、専門家にカウンセリングしてほしい方には、AIが受け答えするAwarefyではなく、カウンセラーが在籍する医療機関の利用をオススメします。
AIチャット機能はキーボードで入力する必要があるため、喋っているほうが思考がまとまるタイプの方には面倒に感じられるかもしれません。
Awarefyの料金
Awarefyの料金プランを表にまとめましたので、利用の際にご参照ください。
プラン名 | ベーシックプラン | AIパートナープラン |
---|---|---|
年間プラン(税込) | 9,600円 (800円/月) | 19,000円 (1,600円以下/月) |
月額プラン(税込) | 1,600円 | 4,480円 |
Awarefyのよくある質問
- Q退会できないって本当?
- A
退会(アカウント削除)はもちろん可能です。パスワードの入力が必要なので、忘れてしまった場合は再発行してから手続きしてください。
- Q効果はある?
- A
アプリ利用前後のスコアを比較すると、「気分の落ち込み」「寝付きの問題」の変化が有意に改善されている結果が出ています。
参考:Awarefy
Awarefyの評判|多機能ながら使いやすい認知行動療法アプリ
Awarefyの評判は、好意的なレビューが多く、App Storeの評価も4.3と高い数字でした。(2023年11月時点)
実際に使ってみて、多機能なあまり手をつける順番に混乱するものの、一つ一つはシンプルな操作で分かりやすいと感じます。
認知行動療法を手軽に学びつつ、メンタルに良い習慣を続けていきたい方は、ぜひ試してみて欲しいアプリです。